ひばり啼く

冠を立てるヒバリ
冠を立てるヒバリ

 

2月とは思えない暖かな日。櫨谷(はせたに)の畑でひばりの初鳴きを聞きました!いつもの様に頭の上からピイピイという声が降ってきました。すずめより小さく

、ホバリング(ヘリコプターのように空中で止まったまま羽ばたく事)が上手。

これ以後2日間、4月なみの陽気でした。まさに春の使者です。

 昔、小学校で「ひばり」という歌を習いました。

        

         ピイピイピイとさえずるひばり

         さえずりながらどこまで上がる

         高い高い雲の上か

         声は聞こえて見えないひばり

 

 それからウン十年、農業をするようになって初めて声は聞こえて見えないひばりの意味が分かりました。ひばりはとんでもなく高いところを飛ぶのです!とんびよりもずっと上。そして良く通る高い声で、ピロピロピージュルジュルピーチチチチチと複雑な節回しでさえずる。声を聞いて空を見上げても、太陽がまぶしくてなかなか見つけられない。そういえばひばりは雲雀と書きます。

ひばりの学名 alauda arvensis はケルト語で”偉大な歌姫”という意味だとか。納得!