一昨年の秋に来日され、爽やかな印象を残して帰国された若きブータン国王夫妻。一気にブータンが身近になりましたね。王室のみならずブータンの人々はとても親日家だそうです。東日本大震災の報に接し、それぞれの近くのお寺で被災地を思い、祈りを捧げてくれたと聞いています。
また国家予算370億円(2006年。ちなみに日本の2012年の国家予算は約97兆円)の国が100万ドルもの義援金を震災直後に寄付してくれました。 感謝です!
何故そこまで親日なんでしょう?
仏教徒同志だから・・顔が似ているから・・同じ君主制の国だから・・
それもあるかもしれません。しかしこの人の存在を忘れるわけにはいきません。
西岡京治(けいじ)。東京オリンピックが開かれた1964年にブータンに赴き、以来28年の長きに渡り農業を指導し、その功績により国王から「最高にすぐれた人」という意味の「ダショー」という称号を贈られ、現地ではダショー西岡と呼ばれている。
この称号を与えられた外国人は後にも先にも彼ひとり。
テレビ東京 「世界を変える100人の日本人」より
偉大な先人にただただ感謝です。